渋谷教育学園幕張中 平成20年度入試の対策
算数:50分、100点満点
総設問数12〜13題前後で、大問6題。6〜7割の点数が取れないと合格は厳しい。
以前と比べて総設問数が少なくなったせいか、基本問題ではなく応用問題が中心となった。このことから、柔軟な発想力や思考力をもつ生徒をとりたいという学校側の姿勢がうかがえる。
記述説明、グラフの作成、特に作図の問題が目立つ。このような問題に苦手意識を持つ小学生は多いので、十分な対策が必要である。空欄にしない癖をつけたいところ。
最近では複数の分野を組み合わせた問題も多く見られる。平成19年度1次試験には、速さと立体図形の融合問題が出題されていた。典型的な問題が解けることも重要だが、本質的な部分をきちんと理解していないとこのような融合問題には対応できない。基礎力を固めたうえで、応用力を十分身につける必要がある。普段から計算過程や考え方をノートに残す習慣を身につけることが応用力の定着に結びつく。
頻出分野は、特に図形に関する応用力を問う問題である。具体的な対策としては、相似な図形を見つける練習、点の移動によって変化する面積を求める問題、立体の切断・回転体の軌跡を考える問題の練習を繰り返すことである。また、他の中学と比べると数列、規則性、場合の数といった数の性質に関する問題を占める割合が高い。他の中学同様に、速さの問題も当然扱われるので注意が必要である。
国語:50分、100点満点、6割はとりたい。
長文読解問題2題。小説、物語文のいずれか1題と説明文、論説文、随筆文のいずれか1題の構成になっている。
漢字や慣用句などの知識問題は長文の中に組み込まれている。
文章量が多いので速読力が要求される。速読力は短期間で養われるものではないので、早いうちから地道な文章読解の訓練を積み重ねなければならない。また、文章に難解な言葉が使われていることがあるので、多くの語句を知っておく必要があるのはもちろんだが、前後の文脈からの推測が重要である。この力を養うには、分からない語句が出てきたらその都度国語辞典で調べて、それと合わせて例文もチェックするといった地道な努力が必要である。例文をチェックしておくことで推測がしやすくなる。多くの文章を読むのも効果的である。
設問内容は、小説・物語文では心情把握、論説・説明・随筆文では内容の読み取りで、指示語、段落分け、表題などのごく一般的なものが多くを占める。解答形式も、記号選択、書き抜き、本文中のことばでまとめる記述問題などで一般的である。
理科:試験時間40分、75点満点。6割はとりたい。
総設問数は30問前後で、大問数は4題(総。
出題内容は、「生物と環境」「物質とエネルギー」「地球と宇宙」の4分野からバランスよく出題されているので、穴のないように全分野を勉強しなければならない。
グラフを読み取る問題が頻出なので苦手ならば、練習量を積む必要がある。全体的に基本的なことがらを問う問題が大半を占めているが、記述、作図などの問題も頻出なので苦手意識のある小学生は慣れることが不可欠である。標準的な問題で得点をかせぎたい。
算数と同様に、最近は複数の分野・単元にまたがる総合問題も出されているので、基礎学力の定着をはかったうえで応用問題にも対処できるように本質的な理解が必要となってくる。
社会:3分野から応用レベルの出題。記述式、時事問題は頻出で対策が必要。
試験時間は40分、75点満点。6〜7割はとりたい。
総小問数は30問程度で大問数は3題。問題量が多いのでスピード力が要求される。
出題内容は、地理・歴史・政治の3分野からほぼまんべんなく出題される
解答形式は、記号選択や用語記入が大半を占めるが、最近は文章記述が増加傾向にある。平成19年度の1次試験では、発電所建設の問題点や制約について問う問題が出題された。
地理分野は日本だけでなく世界についても問われることがある。都道府県別の特徴と地図やグラフとを絡めた問題が多く見られるので、地図帳を有効に活用したい。地域別、都道府県別にどのような特徴があるのかをきちんとまとめておきたい。
歴史分野は時代別に設問がまとまっているので、時代ごとに知識を整理することが有効である。歴史資料集の年表を活用すると良い。
政治分野は時事問題に関する知識・理解との融合問題という形での出題が多い。時事問題対策としては、普段からニュースを見たうえで、秋〜冬に販売されるに中学受験用の時事問題集で総整理を行うのが効果的である。
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